ご挨拶

株主の皆様には平素より格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

 当連結会計年度におけるわが国の経済は、緩やかな回復基調が続いたものの、国内の生活物価の上昇や国外における政治・経済の不透明感の増大等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 外食産業におきましても、消費者の節約志向は依然として強く、食の安心・安全だけでなく、同業種はもとより他業種との店舗間競争が一層激しくなるとともに、原材料価格の高騰や人手不足を背景とする人財コスト及び物流コストの上昇が続いていること等により、当社グループを取り巻く経営環境は厳しさを増しております。

 このような状況の中、当社及び当社グループにおきましては、「一杯のラーメンをお客様に満足していただく」という創業当時からの理念にのっとり、「美味しさと快適な食の空間」の追求、「食の安心・安全」の維持向上に取組み、お客様一人一人に誠実であり続けることに、より一層邁進してまいるとともに、過去の成功体験に依存することなく、市場動向に合わせ、既存事業の運営体制の見直しによる収益構造の改善及び新規事業の創出、新規市場への進出を進めると同時に、外食事業におきましては、既存ブランドである「山小屋」「ばさらか」とは異なるオリジナルブランドでの出店を実行する等、従来の枠にとらわれない事業領域の再構築を進めてまいりました。

 当連結会計年度における売上高につきましては、「九州北部豪雨」等の天候不順に加え、人手不足を背景とする営業時間の短縮等が起因となり、前期比4.4%減の1,713百万円となり、営業損益におきましては、株式会社 日本美容研究所の「美容・健康事業」において、当初の想定よりも収益化が遅れているたな卸資産について、たな卸資産評価損36百万円を売上原価に計上したことに加え、新基幹システム導入費用等の影響もあり、営業損失103百万円(前期は営業損失37百万円)となりました。

 経常損益におきましても、国内外債権(加盟オーナー様等に対する経常運転資金の貸付金)において回収に疑義が生じたことから、貸倒引当金61百万円を計上したことに加え、持分法適用関連会社であるJKFInc.の決算報告等に基づき、持分法による投資損失20百万円を計上したことの影響から、経常損失190百万円(前期は経常損失43百万円)となりました。

 さらに、「一般国道201号香春拡幅工事」に伴い、国土交通省との間で当社の敷地(福岡県田川郡香春町)を譲渡する土地売買契約及び物件移転補償契約により特別利益として移転補償金35百万円が計上されておりますが、当該物件の解体費用として固定資産除却損10百万円及び土地の売買契約に基づく固定資産売却損8百万円に加え、当社が所有している固定資産の一部について、時価が著しく下落した資産及び賃貸借契約満了等により閉店が確定した店舗について、減損損失85百万円を特別損失として計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失263百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失105百万円)となりました。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
緒方 正憲