ご挨拶

株主の皆様には平素より格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

 当事業年度におけるわが国経済は、堅調な企業業績など緩やかな回復傾向にあるものの、本年10月に予定される消費増税や、米中の貿易摩擦等の海外情勢による景気への影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

 外食産業におきましては、消費者の節約志向に加え、猛暑や台風など相次ぐ自然災害の国内経済への影響により原材料の安定調達が出来ず、原材料価格の高騰や継続的な採用難、パート・アルバイトの時給の上昇により、働き方改革や人手不足などを背景とした人件費関連コストの上昇等、依然として厳しい状況が続いております。

 このような状況の中、当社におきましては、「一杯のラーメンをお客様に満足していただく」という創業当時からの理念にのっとり、「美味しさと快適な食の空間」の追求、「食の安心・安全」の維持向上に取組み、お客様一人ひとりに誠実であり続けることに、より一層邁進してまいるとともに、過去の成功体験に依存することなく、市場動向に合わせ、既存事業の運営体制の見直しによる収益構造の改善及び新規事業の創出、新規市場への進出を進めると同時に、外食事業におきましては、既存ブランドである「山小屋」「ばさらか」とは異なるオリジナルブランドでの出店を実行するなど、従来の枠にとらわれない事業領域の再構築を進めてまいりました。

 当事業年度におきましては、2018年4月に福岡県福岡市西区に「ラーメン酒場 やまごや」及び「YAMECHA-CAFE 一茶」をオープンさせ、その後も、積極的に出店を進めてまいりましたが、既存の国内FC店舗の減少(当事業年度は16店舗減)及び営業時間の縮小の影響もあり、売上高は、前事業年度に比べ88百万円減収(5.2%減)の1,601百万円となりました。

 営業利益におきましては、知名度の高いタレント等を活用した販促費用に加え、新規出店や既存店舗のリニューアルに係る改修コスト等が増加したことから、営業損失71百万円(前期は営業損失32百万円)となりました。

 また、北九州市小倉北区の不動産の売却に伴う固定資産売却益186百万円の計上はあったものの、営業外費用及び特別損失を計上したことから、経常損失144百万円(前期は経常損失186百万円)、当期純損失は76百万円(前期は当期純損失296百万円)となりました。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
緒方 正憲